自己紹介文で覚えるロシア語

半年間、NHKラジオのロシア語講座の初級編を流したものの、ほとんど格変化の練習に費やされて途中でついて行けなくなりました。それでも何となく単語やらちょっとしたフレーズは頭に残っていて、ロシア旅行では拙い会話を楽しむことができました。

その後も少しづつロシア語に触れているわけですが、Youtubeで見つけたロシア語の先生の動画を参考に自己紹介文を作ってみました。

ロシア語で自己紹介

自己紹介は覚えていればそのまま使えるし、今までの知識で細かく紐解いてゆくことで応用を利かせることもできる文章です。

これくらい言えればロシアに転勤になっても初日の掴みはバッチリでしょう。

Здравствуйте.
Меня зовут Такэру.
Я японец и живу в Токио.
Я люблю Россию но не очень хорошо понимаю по-русский.
Я хочу говорить по-русский хорошо.
Очень приятно.

年齢を言いたくないわけじゃなくて、数字が難しいから言えないだけです。

ロシア語の先生の動画はこちら。

以降でそれぞれの細かい解説をしつつ、多少単語を派生させて関連語やフレーズを覚えてみます。

何はなくとも挨拶

最初の行から見て行きましょう。ロシア語を勉強して最初につまづくのがこれかも。Hello!が超難しい!

Здравствуйте

結構練習したけど意外と旅行では使わない。先日シベリア鉄道に乗った時、同じコンパートメントの人に対して使ったのが最初で最後かな。というのもどちらかというとHello.よりもNice to meet you.に近いニュアンスだから。

普通にHi!ってレベルだったらприветとなるらしい。

では別れの挨拶はというとДо свидания

доは「まで」をあらわす前置詞でсвиданиеは会うこと。直訳は「また会う時まで」となりますかね。

доで辞書を引くとДо завтра!というのもありました。「また明日」ということでこれも使えそう。

このくらいの間柄になるとバイバイって感じで副詞のпокаというのが使える。若い人の言葉かもしれないけど。Youtubeでもよく聞きます。間投詞のнуをつけてНу пока!というと「じゃあまた!」と返すことができます。

завтраが出てきたのでついでに昨日と今日も覚えてしまいましょう。

  • 昨日:вчера
  • 今日:сегодня
  • 明日:завтра

вчеразавтравは直後の子音のчтの影響で無声化されるのでф音になります。

またсегоднягоононоの生格または対格であるего同様、例外的にвоという発音になります。

最後にあるОчень приятно.は決まり文句で「お目に掛かれてうれしいです」とか「どうぞよろしく」とか。приятноが「心地よい」とかいう意味です。

~と言います

Меня зовут Такэру.

自己紹介のキーとなる名前について。日本語では「私(の名前)は○○です」となりますが、英語同様「私のことを○○と呼んでください」という表現になります。

зовутは呼ぶという意味のзватьの三人称複数現在形。тьで終わる一般的なロシア語動詞です。省略されている主語はあなたじゃなくてみなさんなのね。

「私のことを」は英語で言うところの目的格である対格であらわします。яの対格はменя

名前のところは主格なので性別だけ気にすればいいけれど、外国人はそのままでいいみたい。

さて、これを疑問文にすると「あなたのこと、何と呼べばいい?」となりますね。疑問詞疑問文なので対象の語を「何」という疑問詞какに置き換えて文頭に移動するだけですね。

Как вас зовут?

目的語をвыの対格васに変えるのをお忘れなく。меняだとただの変な人になっちゃう。

~に住んでいます

Я японец и живу в Токио.

andという意味の接続詞のиでふたつの文を結合しています。前半部分は後述の「ロシア語わかりません」とセットでよく使いますね。

英語のbe動詞に相当する語は不要で「オレ、日本人」で成立します。ただし性別は厳格に区別されるので、あなたが女性ならЯ японка.としなくちゃいけない。

そうそう、яは「私」の主格なので読み方は早いうちに覚えるはずですが、Японияのように語頭にあって力点(ударение)がない場合はиの発音になります。

後半部分は主語が同じなのでяを省略しています。

живуは「住む」という意味のжитьの一人称単数現在形。前置詞вを伴って「~に住んでいる」となります。

この時の場所は目的語になるので対格ですが、Токиоたまたま男性名詞なので変化はしません

~が好きです

Я люблю Россию но не очень хорошо понимаю по-русский.

今度は逆接の接続詞ноでふたつの文を繋いでいます。意味はbutですね。

前半部分で好きなものを言っています。люблюлюбитьの一人称単数現在形。英語で言えばlove。英語同様likeに近い軽い意味での「好き」ですね。

目的語のРоссиаは女性名詞なので対格のРоссиюになります。ここをいろいろ変えると好きなものをいろいろ言うことができます。

もしもモノではなくコトが好きなら動詞の不定形(原形)で表現すれば大丈夫。I love to drink beer.みたいなのね。

Я люблю пить пиво.

後半は部分否定が入っています。не очень хорошоってやつ。英語にするとnot very well。語順はちょっと違うけど、使い方はまぁまぁわかる。

понимаюは「わかる」という意味のпониматьの一人称単数現在形。

по-は「~風」とか「~式」とか言う感じの接頭語で、понимать по-русскийで「ロシア語がわかる」となる。

「ロシア語わかりません」っていうЯ не понимаю по-русский.は旅先でよく使います。

~したいです

Я хочу говорить по-русский хорошо.

хочуは「~したい」という動詞хотетьの一人称単数現在形です。любить同様に後ろに不定形動詞を伴って、ちょうど英語のwant to …という使い方になります。

говоритьは「話す」という意味で、さきほどのпониматьとほぼ同じ文型になっています。

Я не говорю по-русский.ってよく使いますね。「ロシア語しゃべれません」って。しゃべってるやん!ってのは置いておいて。

あ、неのところをне очень хорошоにすればいいのか。