前回、基本的な文型の中で真偽疑問文を取り上げましたが、今回は疑問詞疑問文をいくつかやります。
кто – who
Кто это?
「誰、これ?」と。複数人でも同じです。単純ですね。
Кто это?
イントネーションは疑問詞を高音、以降は低音です。
答える場合は人名であったり人称代名詞であったり、その人の属性(親とか友達とか同僚とか…)を肯定文で返します。
Кто это?
Это Володя.
Володя(ヴァローヂャ)はВладимир(ヴラヂーミル)の愛称ですから、「誰、これ?」「プーちゃん(Владимир Владимирович Путин)!」って会話です。
что – what
Что это?
「何、これ?」と。複数でも同じです。更にいうと「あれ」でもいいみたい。単純ですね。イントネーションも先ほどと同じ。
あと注意点としてはчтоの発音が「ちとー」ではなく「しゅとー」です。なんでかね?
Что это?
Это пиво.
「これはなに?」「ビールだよ」♪( ´▽`)
где – where
Где очки?
очкиはメガネ。「メガネはどこだい?」と訊いています。イントネーションは先の二つと同じ。
「おでこにあるでしょ!」というのはまだ言えませんが、「ほら、ここ」とか「ほら、あそこ」ぐらいなら言える。
- Вод здесь.:ほら、ここ
- Вон там.:ほら、あそこ
водとかвонは「ほら」という呼びかけの助詞。後に続くздесь(ここ)やтам(あそこ)に応じて使い分ける模様。。。ま、セットで覚えよう。
ктоやчтоのような区別なく英語同様に人にも物にも使えます。