VultrのSnapshot機能を使ってみた

長らく無料のVPSバックアップ機能として利用できていたVultrのSnapshot機能ですが、ついに2021年10月1日より有料化されてしまいました。

BackupとSnapshot

Vultrには月$1のBackupと月$0.05/GBのSnapshotがあります。Backupは純粋にVPSのバックアップに使い、SnapshotはVPSのクローンを作るときなどに使います。

かつてSnapshotは無料で使うことができたのでBackupの代わりに使っていましたが、本来はリージョンの変更や容量の拡大などでVPSを作り直す際に、古いVPSの内容をそのまま引き継ぐ用途に使います。

Snapshotの容量が20GBを下回るのであればBackupよりも安く運用することができますが、通常は素直にバックアップオプションを使うことになるでしょう。

Snapshotを使ってみる

実際にクローンを作ってみましょう。稼働中のサーバーを選んで、Snapshotを作成します。(この画像では複数作成済み)

Vultrのスナップショット機能

続いてVultr新規立ち上げと同じようにNew Deploy Serverするわけですが、このときOSを選ばずにSnapshotを選ぶようにします。

サーバーデプロイ

これでVPSのクローンが出来上がります。違うのはIPアドレスだけ。rootパスワードも全てコピーされています。

サーバー一覧画面

DNS情報を修正する

新しいVPSはIPアドレスが変わってしまったので、サーバー上で動いているWebサイトなどはドメイン名に紐付いたアドレスを書き換える必要があります。

例えばこのブログのドメインはnamesiloで管理しているので、そちらの管理画面からドメインを選択してAレコードを書き換えます。

namesiloでDNS情報を修正

DNSサーバーの情報が書き換わるまで暫く掛かるので、数時間から数日ほど新旧VPSを並列運用します。

zcat /var/log/nginx/access.log.0.gz | grep -v "turned over" | cut -d ' ' -f 1 | sort | uniq -c | mail -s "Vultr Tokyo report." mail@example.com

こんな感じのシェルスクリプトを毎晩cronで動かしておいて、旧VPSのアクセスがなくなったらインスタンスを破棄します。