接続詞が三つほど出てきたので、ここでまとめておきます。
等位接続詞 – и
文法的価値が等しいものを接続する接続詞。英語で言えばandです。
たとえば名詞 и 名詞、形容詞 и 形容詞など。三つ以上接続する場合にはзапятаяで繋いで、最後のペアを接続詞で繋げます。
Токио, Осака, Нагоя и Фукуока.
また、иを二つ使うことで英語のbothにあたる表現になります。
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この場合、二つ目のиの前にはзапятаяを置き、やや強調して発音します。
対比の接続詞 – а
対比は逆接ではありません。前述の事柄と対比する際に用い、「~だが…」や「~。一方…」などと訳します。
一文にまとめる場合は句や節の前後をзапятаяで区切り、後の句や節の冒頭に接続詞を置きます。
Я японец, а он русский.
ふたつの文に分けるなら、接続詞は後の文の文頭に。
Я японец. А он русский.
逆接の接続詞 – но
「しかし」の意味を持つ接続詞。対比の接続詞同様、一文にまとめる場合は句や説を区切るзапятаяの後に接続詞を置き、ふたつの文に分ける場合は後の文の文頭に接続詞を置きます。
Россия широкая, но Япония узкая.
Россия широкая. Но Япония узкая.
強調の助詞 – и
接続詞ではないですが、等位接続詞と同じ形の助詞иもここに書いておきます。直後の語を強調する助詞です。
Я японец, а и русский.
_人人人人人人人人_
> 二重国籍!? <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄