正月休みに帰省したとき、足がなかったので伯母が車を貸してくれました。だいぶ前からリモコンキーが壊れていて操作しづらいとのことだったので、軽く補修してみました。
壊れたのはキートップ
これがそのリモコンキー。
…。どうやったらこんな壊れ方するんだろう。
この窪んだ穴の奥にある丸い部分を押してやるとドアの開閉はできます。つまり壊れたと言っても基板などの電気部分は生きている。
押せりゃいいんだろう?
Vitzのリモコンキーは2ボタン
さて、借りた車はVitzなんですが、4つあるボタンはそれぞれ何なのか?
とりあえず車の脇でそれぞれのボタンを押してみると、上が解錠、下が施錠動作をするものの、左右の二つは無反応。そもそも感触がね、ゴム裏にスイッチが入っていない感じ。ネットで調べてみたらVitzのリモコンキーは大抵2ボタンの画像がヒットします。
というわけで修理が必要なのは上下二つのボタンであることが判明。
壊れ方もさることながら、なんで4ボタンのリモコンキーが付いていたんだろう?謎は深まるばかりです。
ゴムシートで補修する
ともあれ、キートップさえ戻してあげればボタンを押しやすくなるわけだ。大抵こんなものは指で押す部分に薄いシートなりゴムなりが貼り付けてあって、窪みの奥の丸い部分を押す何かが埋め込まれているだけのもの。
なので適当な棒の切れ端でも入れてやって、ゴムなり布なりの袋を被せてやれば使えるようになるはず。
と、年の瀬のホームセンターで材料を物色していたところ発見したのがこのゴムシート。
片面に粘着シートがついているので袋を被せる必要なし。
天然ゴムで耐候性と耐油性にバツがついているけれど、車のキーならあまり陽の光に曝されることもなかろうし、伯母は自分でガソリンを入れることもなかろうから問題ないでしょう!
というわけでハサミで材料を切り出して埋め込んだのがこちら。
機能割り当てのないところはそのまま残しておきました。
デザインナイフでもあればもう少し綺麗に成形できたのだけれど、そうジックリと見るものでもないのでいいでしょう。下のボタンに付けた切り欠きは6のつもり。6…、Lock…。