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Time4VPSでLinuxサーバーを立ち上げる

WebサーバーはVultrで立てていますがNextcloudを使ったファイルサーバーはTime4VPSのStorage VPSを使ってみます。

Time4VPSを使おう

Vultrとは違って月課金のVPSです。月の途中で契約したら翌月の前日までをひと月とカウントする模様。遠いのさえ我慢すれば月額2.99EURから借りることができるうえにStorage VPSならテラバイト単位のディスク容量があるという、ファイルサーバーにはもってこいのVPSサービスです。

支払いはクレジットカードの他にPayPalや仮想通貨も使えます。銀行送金も使えるみたいだけど海外送金になるから使う意味ないね。

簡単VPSデプロイ

ログインしたらMAIN MENUNew Orderから所望のプランを選択します。右上のCart summaryPromotional codeを入れると割引価格で購入できます。商品が決まったら下のContinueボタンを押します。

Order SummaryをチェックしてChoose payment methodを選んだらNotes / Additional Informationにチェックを入れてCheckoutボタンを押します。

ここではまだ決済が終わっていなくて、登録したメールアドレスにProforma invoice(請求書)が届きます。メールリンクから飛んでもいいし、サイト右上のSubmit paymentリンクから飛んでもいい。決済します。

15分以内に処理する必要があるようです。今回はPayPal決済にします。右側のPay with PayPalボタンを押します。

PayPalサイトで決済が済むとMAIN MENUのInvoicesのリストがUnpaidからPaidに変わります。MAIN MENUのServicesのリストから当該サーバーを選択してサーバー情報を確認します。

MenuInstall OSで希望のOSを選んでAre you sure you want to reinstall server?にYesと答えるとInstallボタンが有効になります。

インストールが終わるとサーバー情報が表示されるので、ホスト名またはIPアドレスからrootユーザーで標準ポートの22番にssh接続するとサーバーログインできます。なおパスワードはClick here to show passwordをクリックすると表示されます。

タイムゾーンの問題

Time4VPSはリトアニアにある会社なので、タイムゾーンがEurope/Vilniusになっています。リトアニアの首都はヴィリニュスっていうのか〜。

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# ll /etc/localtime
lrwxrwxrwx 1 root root 34 Nov 24 03:42 /etc/localtime -> /usr/share/zoneinfo/Europe/Vilnius

これをJST日本標準時に戻します。Vultrと違ってちゃんとタイムゾーンが設定されているのでシンボリックリンクを付け替えなくてはいけません。シンボリックリンクの付け替えは-nfsオプションです。

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# ln -nfs /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
# ll /etc/localtime
lrwxrwxrwx 1 root root 30 Nov 24 12:24 /etc/localtime -> /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo

他の設定はLinuxの初期設定にまとめてあります。