たまにしか乗らなくなったジムニーJA11は93年登録。ラジオが聴ければそれでいいやと、適当に中古で買ったMDステレオが付いています。通勤に使っていたころはそれでよかったんですが、最近は雪山を目指すときしか使わない。するとそもそもラジオが受信できないわけで。。。
MDM-7760Jには外部入力端子がある
というか外部入力端子があるから買ったんですがね。MDM-7760Jは2001年製のアルパインのヘッドユニット。21世紀を20年近くやっているとMDなんてもうどこかへ行ってしまいましたが、外部入力さえあれば好きなソースを聴くことができます。
アルパインの外部入力端子はミニではない通常サイズのDINコネクタでC型配列の8端子。オスのDINコネクタと3.5mmステレオミニプラグを買ってくればDAPを繋げられます。
端子配列はpinouts.ruでわかるようにアフターのM-BUSとホンダ(アキュラ)向けのものとで配列が微妙に違います。
さらにナビ用のAi-Netも似た形状なのでこれらを間違えないようにしないとね。ALPINEのカーコンポにAUX入力する方法(Ai-NETピンアサイン)|作る人(つくるんちゅ)日記の記事はAi-Netですね。
というわけでDIY aux input on Alpine car stereo (M-BUS)|Doswaの記事を参考に、アキバで買ってきたコネクタに配線します。
イモはんだ選手権、優勝!
黄色がグランドで、赤が右チャンネル、緑が左チャンネルです。3.5mmステレオミニプラグは根元からグランド、右チャンネル、左チャンネルの順に並んでいます。念のためテスターで確認しながらはんだ付けしましょう。
BT-163でBluetooth化
折角なので無線接続したいなということで探してみたら、USBメモリサイズのBluetoothモジュールを見つけました。
Music Receiver BT-163。3.5mmステレオジャック出力できる安いBluetoothレシーバーはこれぐらいしか見つけられなかった。Yahoo!ショッピングで750円。
これを電源供給用USBポートに挿して、先ほど作ったインチキM-BUS変換ケーブルのミニプラグを差し込めばできあがり!
ACC ONになるとモジュールの電源が入ります。一度ペアリングをしておけばその後は自動接続してくれるので、このように挿しっぱなしにしておけばBluetooth内蔵カーステとほぼ同じ使い勝手ですよ。
MDM-7760Jの外部入力設定
Bluetooth内蔵カーステとほぼ同じ使い勝手と書きました。というのも、このヘッドユニット、デフォルトでは外部入力がオフになっています。普段あまり乗らないので、バッテリー上がり防止のためバッテリー端子を外していて、乗る前に補充電。
なので乗るときは最初にヘッドユニットの外部入力を有効にする作業が必要になります。この手順だけは覚えておかないとね。
アルパインはこんな古い製品でもちゃんと取扱説明書をWebに公開してくれているので助かります。
以下、手順の引用。
- 「SETUP」を3秒以上長押し
- 「◀◀」または「▶▶」を押してAUXモードを選ぶ
- 「BAND」を押してAUX ONにする
- 「SETUP」を押して通常表示モードに戻す
これで「SOURCE」ボタンを押すとAUXモードを選択できるようになります。
今更ながらBluetoothは便利だ!