ダウの犬

2017年6月30日

ダウの犬という投資戦略があるらしい。ダウ工業株30種平均の構成銘柄のうち、配当利回り上位10銘柄について均等分散投資をするとダウ平均を上回るリターンを得ることができるというものです。

なおダウ構成銘柄は毎年変わるので、都度入れ替えが必要です。

どういうことか?

少なくともインカムゲインの高い方に偏らせているので平均値より上振れするのは何となくわかる。

さらに配当利回りが高いものは株価が割安ってことでキャピタルゲインも狙えるんだそうだ。

…。

とにかく、実際に過去データを検証したらダウ平均から上振れしていると。

これを日本でやったらどうなるのか?TOPIX Core30で同じことを検証した人がいて、少し古いデータではあるけれどやはりTOPIXから上振れしている。平均で8.78%のリターンだそうです。

日本株でのダウの犬戦略は有効か? – 長期投資でのんびり資産運用

そこで、あらためて2017年6月末時点のデータで計算してみたところ、買い付けに5,870万円程度必要だと。無理!

単元未満株ではどうか?

通常は100株単位での取引になるため、株価の異なる10銘柄で均等分散投資するとなると6千万円近く必要になってしまったわけですが、1株単位で考えれば20万円でも同じことができそうです。

2017年版のTOPIX Core30について配当利回り上位10位の銘柄を2万円前後づつ購入してみます。

証券コード銘柄配当利回り株価株数購入価格
2914日本たばこ産業3.3%4,128520,640
4502武田薬品工業3.7%5,812317,436
7201日産自動車4.1%1,0851819,530
7203トヨタ自動車2.9%5,876317,628
7751キヤノン4.6%3,936519,680
8031三井物産3.1%1,5341319,942
8316三井住友フィナンシャルグループ3.4%4,222521,110
8411みずほフィナンシャルグループ3.6%19810119,998
8766東京海上ホールディングス2.8%4,660418,640
9437NTTドコモ3.0%2,720719,040

マネックス証券ならワン株という単元未満株の取引があります。

8411だけは単元以上になってしまうので、通常取引100株+ワン株1株という買い方になってしまいますが、トータルの取得費用は194,660円、うち手数料は1,016円。リターンを8.78%と想定すると、額面で17,001円になります。へー。

もう6月末なので配当も終わってしまったし、TOPIX銘柄入れ替えは毎年10月みたいなのでこの秋に2018年版としてちょっと考えてみましょうか。